施術方針

順応性と再生能力に気付く感性IMG_0341

人の身体は本来の機能以外のことにも対応することが出来ます。

そして、繰り返し対応しているうちに、順応性(発達)が生まれるのです。

特に筋肉にはそれが顕著に表れます。

使えば使うほど大きく強くなり、使わないと小さく弱く成ります。

また、使い方によって形を変える事も出来るのです。

身体には再生する能力が有り,ダメージを受けても耐える事が出来ます。

個人差は有りますが、ダメージを受けた事に気が付かず過ごしていることが有ります。

その蓄積により急性の痛み、例えば、ぎっくり腰、五十肩、寝違え等のトラブルになって現れます。

そこで私たちに必要になるのが、そんな状態になる前に身体の悲鳴に気付く、「感性」なのです

施術

 

弊院では先ず筋肉の硬直を取り、緩みには心地よい刺激で活力を与えます。

痛みのある身体には、筋肉のアンバランスが有り、身体に歪みが現れます。

その身体のバランスを整える事で身体の痛みや不快感を取ります。

施術方法

トリガーポイント(ツボ)に対しての手掌による心地よい刺激が中心です。

痛みや不調の原因は全身のトリガーポイントに集まっています。

それを母指による押圧を加えながら調整します。

腰痛には、骨盤周辺の筋肉の調整に重点を置き、仙腸関節を絞め、腹部も丁寧に緩めます。

首、肩コリには頭部の調整と胸鎖乳突筋、肩甲骨周りの筋肉群と腕の調整が中心です。

特に肩甲骨は十分に稼働するように「肩甲骨はがし」を行います。

又、頭蓋骨にも全身のひずみが集まって居るので、「頭皮の調整」も行います。

最後に、全身の筋肉を調整、関節の動く範囲を確保するためのストレッチでバランスを整えます。

筋肉の状態

筋肉の状態は、最も悪いのが「無感覚」です。

 押圧を加えても、反応は鈍く刺激を正確に感じることが出来ません。

その次に良くないのが、「くすぐったい」状態です。これらは、正座の後とよく似ています。

次が、痛みにたいして過敏な状態、少しの刺激が痛みにつながります。

全て、血行不良の結果です。正しく感覚神経の情報が脳に伝わっていない、それだけ筋肉の状態が悪いといえます。

身体とは

身体は常に変化しています。血液やリンパは絶えず体内を巡っています。

細胞は新陳代謝を繰り返し、絶えず新しく組織は変化しています。

 細胞は一生の間40回から50回分裂を繰り返します。変わらずに身体に留まり続けているものは有りません。

約七年で細胞はすべて入れ替わってしまうのです。

それは、ろうそくの炎と同じで、同じように見えて、一瞬ごとに異なる連続体なのです。

癖・・・習慣

両腕を組んでみて下さい。次にその腕を逆に組み替えてみて下さい。

如何ですか? 上手く組み替えれましたか?違和感はなかったですか?

上手く組めなくても心配しないで下さい。
大抵の人があなたのように違和感を持ちます。
それが身についた癖、習慣なのです。
何度も繰り返すパターンは、身体に固着しています。
それを貴方は当たり前のようにしてきたのです。
その習慣化した身体の使い方こそが、身体の痛みや不調の原因なのです。

肩がこる、腰が痛い、膝が痛いetc、改善には、習慣化した身体の使い方を少し変えるだけで良いのです。