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肩こり

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筋肉は緊張すると周りの血管を圧迫し血流を悪くします。

血流が悪くなると肉体の活動に必要な酸素が不足してきます。
酸素不足は本来エネルギーになるはずのブドウ糖の不完全燃焼を起こし老廃物をつくります。
そのエネルギー不足で弱った筋肉は、さらに血管を圧迫します。

特に血液を心臓に戻す働きの静脈は、その圧迫に因るダメージに弱く、血液を先に送る機能が低下し血流が悪くします。 血流が悪くなると老廃物が流れ難くなり、血管中に留まってしまいます。
その乳酸に代表される老廃物は、さらに周りの筋肉や末梢神経を刺激し、それは痛みとして脳に伝えられます。

大脳が痛みと感じると神経が興奮し、反射的に筋肉や血管が収縮し筋肉はさらに強い緊張状態に成りどんどん筋肉は硬くなります。
これが慢性的な肩こりです。
肩こり解消に必要なことは、少ないダメージで筋肉の緊張を取ることです。
つぎに、緊張の原因を知ることです。
原因が判ればきっと痛みを軽くする事が出来るでしょう。