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背骨の仕組み

背骨の仕組み

背骨は脊柱と言い、上から頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎に分けられます。
仙骨に寛骨がついて骨盤を形成しています。
(寛骨は腸骨、恥骨、坐骨の三つからなります)

頸椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個からなります。
頸椎と腰椎が前方に、胸椎と仙骨、尾骨は後方に彎曲しています。
これが生理彎曲といい、それぞれを前弯、後弯と言います

頸骨から腰椎までは24個の椎骨が重なっています。
椎骨には椎孔と言う空洞があり、上下につながり長い管に成っています。
これを脊柱間といい中に硬膜に包まれた脊髄があります。
脊髄から出ている神経を脊髄神経といい、椎間孔から外に出ています。
椎骨と椎骨の間には、椎間板と言う背骨にかかる衝撃を和らげる、クッションのような軟骨が有ります。
上下の椎体は、線維群で繋がれ、さらに靭帯で補強されています。
骨格は、骨を靭帯と筋肉でつなぎ合わさって出来ています。

体の歪

人の体は日常生活の中様々な運動をします。
(歩く、座る、立つ、寝る、物を持つ、自転車に乗る、スポーツをする、etc)
その中、自然に楽な方向に体を傾けたり力の出しやすい姿勢を選んだり
痛みの出ない方向にバランスを取って運動をしたりしています。
その結果、その姿勢が体にとって正しい状態と誤解され、固定化して歪に成ります。
特に股関節は、臼状な腸骨の受けに、丸い大腿骨頭が130度の角度で付く複雑で特殊な形をしています。
その為、左右の股間節の接合状態に違いが出やすく、その結果、脚の長さのバランスが微妙に変わってしまい(骨の長さは同じ)、それが原因で骨盤に歪みを造ります。
骨盤には背骨が乗った状態でつながりますが、傾いた骨盤では正しい状態で乗りません。
先に書いたように椎骨の中には、中枢神経である脊髄神経が通っている為、背骨の異常は神経の異常を生み、胃に行く神経が通る椎骨の歪みは胃の不調を造り、全てにおいて機能的な異常を作ります。
また、歪を持つ骨格は、当然その中に守られていりる内臓に対し様々な形で負担を与え、その部位での不都合を起こし、場合により発病します。

総合整体院コンフォートでは

その歪を主に股間節の調整と運動療法の指導により、
本来の正しい姿勢を取り戻し、健康な体作りのお手伝いを致します。