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身体と心の歪み
人の身体は206個の骨が組み合わさって、出来ています。
骨と骨は筋肉と靭帯でつながれ、
その接合部分が、関節です。
関節は筋肉の収縮で動き、靭帯によりその動きを制限します。
身体を動かす事と、支えることが関節の役割です。
肩痛、腰痛、膝痛は、三大関節痛と言われ、この痛みに縁がない人は無いというのも過言ではありません。
そして、それらの改善には、関係する筋肉の調整が大きな効果を生むのです。
人の身体は日常生活で、
①楽な方向、痛みの少ない方向に身体を傾け、バランスを取ります。
さらに、
②力の出しやすい姿勢を選びます。
それを、無意識に身体は行います。
しかし、
それは、対処法的な選択で、特に股関節(足と骨盤の接合関節)は可動範囲が大きいことと、仕事量の多いことから、左右差を作ります。
そして、
土台に出来た左右差は、身体の歪みを作ってしまうのです。
ここで生まれた歪みは、身体にアンバランスを作り、身体の不調の原因になってしまいます。
当院では、その歪みを正し整える事で、本来の身体の機能を取り戻す事を目的としています。
これは、心、思考にもおなじことが言えます。
バランスを取っているつもりが、長期的には「考え方の歪み、認知の歪み」を身に着けてしまう、これも整える必要が有るのです。