症状一覧

「腰」

腰痛には痛めた瞬間にわかる急性のもの（ぎっくり腰など）と、いつの間にか痛みを感じる様になった慢性的な腰痛が有り、後者を腰痛症と言っています。腰痛症は痛みを感じる動作によって二つの原因が考えられます。

身体を伸ばすときに痛む場合（椅子から立ち上がろうとしたときなど）は股関節の前の筋肉、腸腰筋や大腿筋膜張筋が収縮し固くこわばっています。痛みの軽減には腹部を中心とした調整が効果的です。

身体を曲げるときに痛む場合（靴下を履くときなど）は股関節の後ろ側の筋肉、大殿筋、梨状筋、大腿二頭筋などが収縮し強張っています。痛みの軽減には、腰部、臀部、大腿部の調整が効果的です。

急性の腰痛（ぎっくり腰）は、そのすべての筋肉のこわばりが原因ですが、それらだけではなく、痛みによる全身の硬直をとる必要があります。

再発を繰り返す方に

一度腰痛になると、再発の恐怖が「呪い」をかけられた様に、行動に制約をかけます。

特に腰を曲げる動作には、常にお腹や腰に力が入り、動きは、油の切れたロボットのようにぎこちなく成っています。

この力の入った状態が腰全体にこわばりを作り、その結果小さな動きに対しても対応できず、腰を痛めてしまいます。

再発防止には少しのトレーニング、「これぐらい曲げても大丈夫」って呪いを解くことが大切です。

「肩」

こりのメカニズムは
「筋肉の緊張→血管の圧迫→血流の悪化→血中酸素の不足→ブドウ糖の不完全燃焼→老廃物の増加と蓄積→老廃物による血流阻害→血管の緊張による刺激→脳による痛みの認識→痛みの防御の為の筋肉の緊張」のサイクルです。

肩こりの場合、腕や肩の使い過ぎによる緊張（こわばり）と、逆に、使わないこと（動かない事）が招く血流の悪化の両方が原因になります。施術では、血流改善により痛みの軽減を目指します。

しかし、根本解決には血流悪化の原因を知る必要があります。

身体に起こる不都合には必ず原因があります。

血流悪化の原因である、筋肉の緊張にもまたその原因があります。

手を使い過ぎたのか、パソコンの画面を長く見過ぎたのか、変な姿勢で眠ってしまったのか、ストレスの為、自律神経が乱れてしまったのか、筋肉が少なすぎるのかetc

慢性的に肩がこる方には、日常生活の中にその原因があります。

日常生活が改善できれば一番いいのですが、それが中々難しいのです。

コンフォートでは、改善と合わせ、補完方法を見つけるお手伝いをしています。

「膝」

膝は太ももの骨とすねの骨、大腿骨と脛骨が接している関節で、全面にお皿(膝蓋骨)が有り、脛骨の外側には腓骨が有ります。膝関節には、骨同士がぶつからないように、弾力のある軟骨が有り、それを包む関節包という丈夫な袋が骨を強く結びつけています。

関節包の中は、滑膜で覆われ内部の隙間には潤滑液の役目をする間接液で満たされています。さらに、大腿骨と腓骨の間には、半月板と言う軟骨が有りクッションの働きをしています。

また二つの骨は靭帯により強くつながれ過度な動きに対し規制されています。その膝を動かすのが太ももの筋肉で、曲げるのが後ろ側の大腿二頭筋、伸ばすのが前面にある大腿四頭筋です。(＊靭帯の種類は、中央にある前後二つの十字靭帯と外側の外側靭帯、内側に有る内側靭帯)膝のトラブルはこの複雑な膝関節にかかわるこれら、特に筋肉の機能不全が原因です。

例えば、階段を降りるときの痛みは太ももの後ろ側の筋肉の力が不足した場合で、昇る時の痛みは前の筋肉のの力不足です。多くの場合膝のトラブルは、筋肉の調整で軽減することが出来ます。

症例

骨盤矯正例

矯正前	矯正後

少し写真のサイズが違いますが同じ人の足です
左側が矯正前で
骨盤が開き大腿骨内旋（内側にねじれる）のため、足全体に不必要な脂肪が付き太くなっています。
膝が内側に向いているのがその証拠で、それを矯正した結果が右の写真です。

ご覧のとおりヒップサイズがダウン。
太腿がすっきり細くなりふくらはぎのハリも改善しました。