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腰痛

腰痛症について

腰痛には腰を痛めた瞬間にわかる急性腰痛(ぎっくり腰など)と何時の間にか、腰に痛みを感じるようになる慢性的な腰痛が有り、後者が一般に腰痛症と言われています。

身体を伸ばした時に痛みがある場合

股関節前面の筋肉群(腸腰筋、大腿筋膜張筋等)が収縮して硬くなっている事が原因、腰椎の前弯が過度の状態で、骨盤が前傾しているのに腰椎が伸びようとする為起こる

身体を曲げた時に痛みがある

股関節後面の筋肉群(大殿筋、梨状筋、大腿二頭筋等)が収縮して硬くなっている事が原因、股関節に関係する筋肉が硬くなり、股間節の可動域を制限(動きにくい)している為起こる 症状緩和にはそれらの筋肉群のバランス調整が効果的です

腰痛予防法

(体の改善)

悪い姿勢の改善(体の歪みを取る) 筋力や筋肉の機能を改善 持久力などの総合的な筋力アップと腰椎を支える筋肉群のバランスの調整

(異常動作の改善)

日常生活の中で行っている腰に負担のかかる動作の改善 (寝具や履物のチェック)

寝具   布団は硬めで2~3センチ程度沈むくらいのもの まくらは5~7センチの高さで無理の無いもの

履物   ヒールは2~4センチ程度で土踏まずに沿ったもの

(体重管理)

肥満の防止 標準体重を意識した自己管理 標準体重=標準体重身長-100×0.9の±4~5キロ

(食生活の管理)

たんぱく質、カルシウム=骨、筋肉の主成分

カリウム、マグネシウム=筋肉の弛緩、収縮を助ける

ビタミンD      =カルシウム吸収のサポート

ビタミンC      =骨の結合組織生産

ビタミンB      =神経の気はたらに必要

ビタミンE      =血管の老化防止

(腸内環境の整備)

食べたものの栄養が、充分吸収される腸の中の環境作り

(ストレスの管理)

心の負担は身体に様々な影響を与え、心が疲れると、 過食等の食生活の乱れ、無気力による運動不足、 など腰痛に悪い影響を与える状態を作ります。 ストレスをためない事も腰痛予防に役立ちます